建築設備用ポリエチレンパイプ

HPPE_FOR_BUILDING_EQUIPMENT

Higher Performance Polyethylene(HPPE) Pipes and Fittings for Building Equipment

スーパータフポリ

クボタケミックス建築設備用ポリエチレンパイプ

高性能ポリエチレン樹脂(HPPE/PE100)で製造されたクボタケミックスのポリエチレンパイプ(スーパータフポリ)は、平常時における長期性能、地震時における強度などライフラインを担う配管材として優れた特長を有し、さまざまな市場分野でご使用いただいております。

スーパータフポリシリーズの建築設備用ポリエチレンパイプ[略号:HPPE-JP]も、集合住宅をはじめオフィスビルや病院、ホテル、商業施設など各種建物の水道(給水)用配管材として広くご採用いただいております。

建築設備用ポリエチレンパイプ

ご興味のある項目をクリックしてください。

用途・使用範囲 Purpose/Range of use

用途

用途 呼び径 最高許容圧力
埋設給水管
ピット内給水管
給水立て管
工場内送水管
20~200 1.0MPa

使用範囲

1.建築設備用ポリエチレンパイプ[略号:HPPE-JP]は、最高許容圧力1.0MPa以下の水道配管に使用します。
2.管及び管継手の使用温度範囲は0~50℃とします。
3.20~50℃の温度範囲で使用する場合の圧力低減係数を示します。

※スクロールでご覧いただけます。

使用温度 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃ 45℃ 50℃
最高許容圧力(MPa) 1.00 0.92 0.85 0.79 0.73 0.67 0.63

特長 Features

EF接合

コントローラの通電で管と継手が組織的に一体化!

EF(エレクトロフュージョン)接合とは、電熱線を埋め込んだ継手に管を挿入した後、コントローラから通電して電熱線を発熱させ、継手と管の樹脂を加熱溶融して接合する方法です。
管と継手が組織的に一体化し、管体部と同等以上の接合部強度を発揮するため、信頼性の高いパイプラインが構築できます。

EF接合のメカニズム
EF接合のメカニズム|管と継手のセット・通電開始

管と継手のセット・通電開始

電熱線が発熱を始め、樹脂の温度が上昇します。

EF接合のメカニズム|動作イメージ

樹脂が加熱溶融されて膨張し、コールドゾーンで閉じ込められることにより、界面圧力が発生します。これにより管と継手の樹脂が融着されると同時にインジケータが押し上げられます。

EF接合のメカニズム|通電終了(自動)・冷却

通電終了(自動)・冷却

溶融された樹脂が再び固化して融着が完了し、管と継手が組織的に一体化構造となります。

同時通電工法

「EF2箇所同時通電工法」を活用することで接合時間を短縮できます。
同時通電工法 フロー

※同時通電工法の実施にあたっては、カタログ記載の「ご使用上の注意」をお読みいただき、必ずお守りください。

クランプ機能付きEF継手

呼び径20~40※のEF継手はクランプ機能付きで、継手の固定用ねじを締め込んで固定します。
クランプの準備や着脱の手間が省けて、作業効率が向上します。

※エルボ、レデューサは呼び径50もクランプ機能付きです。

クランプ機能付きEF継手 固定図

融着レス プレファブ配管システム

配管工事の省略化&工期短縮を追求した「融着レス プレファブ配管システム(Eロック接合、ハウジング接合)」もご用意しております。

融着レス プレファブ配管システムのページはこちら

ラインナップ lineup

直管

直管

※スクロールでご覧いただけます。

呼び径 外径D 厚さt 長さ
+2(%)
0(%)
参考 規格
基準寸法 平均外径の
許容差
基準寸法 許容差 内径 質量
(kg/本)
20 27.0 ±0.15 3.0 +0.5
0
3125 20.5 0.7 JP
K 001
5000 1.2
50000 11.6
25 32.0 +0.3
0
3.0 +0.4
0
3125 25.8 0.9
5000 1.4
50000 13.9
30 40.0 +0.4
0
3.7 +0.5
0
3125 32.3 1.4
5000 2.2
40 50.0 +0.4
0
4.6 +0.6
0
3125 40.4 2.1
5000 3.3
50 63.0 +0.4
0
5.8 +0.9
0
3125 50.7 3.4 JWWA
K 144
5000 5.4
65 75.0 +0.5
0
6.8 +0.8
0
3125 60.9 4.6 JP
K 001
5000 7.4
75 90.0 +0.6
0
8.2 +1.3
0
5000 72.6 10.9 JWWA
K 144
100 125.0 +0.8
0
11.4 +1.8
0
5000 100.8 21.0
125 160.0 +1.0
0
14.6 +1.6
0
5000 129.7 33.6 JP
K 001
150 180.0 +1.1
0
16.4 +2.5
0
5000 145.3 43.4 JWWA
K 144
200 250.0 +1.5
0
22.7 +3.5
0
5000 201.9 83.4 PTC
K 03
250 315.0 +1.9
0
28.6 +4.1
0
5000 254.7 131.9
300 355.0 +2.2
0
32.2 +4.5
0
5000 287.2 167.1

備考  1. 内径及び質量は、管の寸法を中心寸法とし、管に使用する材料の密度を0.960g/cm3として計算したものです。
  2. 平均外径Dとは、管端から外径相当長さ以上離れた箇所での、相互に等間隔な2方向以上の外径測定の平均値または
    円周測定値を円周率3.142で除した値です。
  3. 呼び径250、300は埋設配管用です。埋設配管以外でご使用の際は、当社までお問い合わせください。
  4. 長さ50mはコイル管です。

主要製品一覧

各製品の呼び径、寸法、規格等の詳細は、カタログをご覧ください。
※呼び径により製品写真と形状が異なる場合があります。

※スクロールでご覧いただけます。

品名 製品写真 品名 製品写真
直管
直管
EF片受直管
EF片受直管
枝付き直管 枝付き直管 EFソケット EFソケット
EFエルボ EFエルボ EF45°エルボ EF45°エルボ
EFベンド
EFベンド
EF片受ベンド
EF片受ベンド
ショートベンド
ショートベンド
ベンド
ベンド
EFチーズ EFチーズ おねじ付
EFチーズ
おねじ付EFチーズ
EF片受チーズ EF片受チーズ スピゴット
チーズ
おねじ付チーズ EFレデューサ EFレデューサ
EF片受
レデューサ
EF片受レデューサ スピゴット
レデューサ
スピゴットレデューサ
EFキャップ EFキャップ キャップ
フランジ付
EFチーズ 
EF片受
フランジ付
チーズ 
EF片受フランジ付チーズ 
フランジ付
チーズ
フランジ付チーズ EFフランジ EFフランジ
フランジ フランジ SPおねじ継手 SPおねじ継手
SPおねじ継手
ロング
SPおねじ継手ロング SPめねじ継手 SPめねじ継手
SPユニオン継手 SPユニオン継手 SPユニオン継手
ロング
SPユニオン継手ロング
SP給水栓ロング SP給水栓ロング 金属継手
(おねじ)
前澤給装工業(株)
金属継手 (おねじ) 前澤給装工業(株)

パイプ・継手の製品ページはこちら

配管例 Piping example

横引き配管

公共住宅建築工事共通仕様書と空気調和・衛生設備工事標準仕様書に掲載されているポリエチレン管支持間隔基準を示します。
なお、弁・機器類等がある場合は、弁や機器類またはその近くを支持します。

公共住宅建築工事共通仕様書(令和元年度版)の支持間隔

※スクロールでご覧いただけます。

呼び径 20 30 40 50 65 75 100 125 150 200
支持間隔 1.0m以下 2.0m以下
空気調和・衛生設備工事標準仕様書(SHASE-S010-2021)の支持間隔

※スクロールでご覧いただけます。

呼び径 20 30 40 50 65 75 100 125 150 200
支持間隔 1.0m 1.2m 1.5m 2.0m以下
 
最下階|支持間隔
最下階|吊ボトル・吊バンド

立て配管(EF接合)

最下階
立て配管|最下階1
立て配管|最下階2
中間階
立て配管|中間階
最上階
立て配管|最上階

施工事例 Construction example

埋設給水管

埋設給水管
埋設給水管|湧き水の多い現場施工

湧水の多い現場施工

埋設給水管|雨天時施工

雨天時施工

埋設給水管|降雪時施工

降雪時施工

ビット内配管

ビット内配管

給水立て管

給水立て管1
給水立て管2
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