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下水道分野
2017/05/29

「塩ビ管・継手の基礎知識」 下水道用のゴム輪受口はなぜ2種類あるの?

活用事例

下水道用のゴム輪受口はなぜ2種類あるの?       

1、SRAとSRBの違い

日本下水道協会規格(JSWAS K-1)下水道用硬質塩化ビニル管にはゴム輪受口片受直管が2種類あります。
自然流下方式の下水道に使用する、本管形をSRA、取付管形をSRBと定義しております。

本管はマンホールとマンホールを接続します。
基本的に直線の配管であり、勾配の変化もありません。

本管形であるSRAは受口が直線で、真っ直ぐに配管できる構造となっております。


取付管は本管と公共ますを接続します。
基本的に、本管より公共ますのほうが埋設深さは浅いため、
途中で曲管を使用し、勾配を変化させる場合も多く見受けられます。
取付管形であるクボタケミックスのSRBは受口がヒップアップ構造になっており、円周方向に最大5度の振り幅をもっています。管接合時は標線まで真っ直ぐ挿入する必要が有りますが、挿入後に振れ幅の角度内で角度調整が可能です。

  

2、使用箇所を間違えたらどうなるの?

取付管にSRAを使用するのは、施工性は劣りますがその他の問題はございません。
逆に本管にSRBを使用することはできません。地盤変動等が起きた場合、受口の可とう性により、屈曲配管になる可能性があります。

コラム ~下水道協会の略号には意味があります~

下水道協会の略号には規則性が有ります。
例えばAは本管用、Bは取付管用です。
Rはゴム輪でTは接着です。
Vがビニル管用、Hがヒューム管です。
Sは複数の意味を持っています。
下水(swage)の意味、サドルの略、砂付の略として使用されているようです。

Fは自在の略号として使用されています。
Mはマンホール、枡の略号として使用されています。


SRA・・下水用・ゴム輪・本管 
SVR・・サドル・ビニル管用・ゴム輪
SHRF・・サドル・ヒューム管用・ゴム輪・自在
ST・・下水用・接着

HS・・ヒューム管用・サドル
MR・・マンホール・ゴム輪
MSB・・マス・砂付・取付管


略号を見て製品がイメージできるようになれば、打合せも楽になり、間違いも少なくなります。覚えていただくと便利ですよ。