ダンビー工法(更生工法)の製品紹介・特長

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ダンビー工法の構造

【施工上の特長】

【更生管の特長】

ダンビー工法の構造
ダンビー工法の構造

既設管の管頂部には充填材注入ホースと先端混合ノズルを挿入するための金属製のスペーサーが全長にわたって取り付けられています。

内面には、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)と接合用嵌合部材(ジョイナー)でスパイラル状に製管されています。

既設管と製管された部材の隙間には充填性の高い充填材が注入されています。

施工後はこれらの部材と既設管が一体化して新管と同等以上の強度を持ちます。

既設管との間に鉄筋や補強リングを入れて補強する構造をとることも可能です。

また、ダンビー工法用管更生材は H19.7 に(社)日本下水道協会「下水道用資器材のⅡ類資器材」として登録されています。

1: 施工上の特長

適用範囲

  • 既設管呼び径800mm~3000mmの大口径管に対応。
  • 円形きょ以外にも、矩形・馬蹄形など非円形きょにも対応。
  • 円形きょの場合、既設管に段差(100mm以下)・屈曲角(6°以下)・曲がり(曲率半径20m以上)・隙間(150mm以下)に対応。

施工位置・長さは自由

マンホールとマンホールの間で、自由に施工位置・長さが設定でき、管きょ途中の傷みが激しい部分だけの更生も可能です。

供用下での施工が可能

作業員が安全に作業できる範囲として、水深30cm・流速1m/s以下での施工が可能です。

2: 更生管の特長

耐震性能の向上

地盤の永久ひずみ1.5%及びレベル2地震動に対しても流下機能の確保が可能です。

耐外圧強度を新管同等以上へ回復

一度破壊したヒューム管をダンビー工法で更生した実験を行い、新管と同等以上の強度に回復していることを確認しています。

流下性能の確保

ダンビー工法で更生した管きょは、既設管と同等レベルの流下性能を確保できます。

優れた水密性

更生管は0.3MPaの内水圧、0.1MPaの外水圧に対して水密性を有します。

優れた耐薬品性・耐摩耗性

ダンビー工法で更生した管きょは、内面粗度が改良されるため塩ビ管と同等の優れた耐薬品性・耐摩耗性を有します。


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