弊社製品のポジティブリスト制度への適合状況

2018年6月13日に公布された食品衛生法において、食品が直接触れる部分の器具、容器包装の合成樹脂製品の原材料については安全性を評価した物質のみを使用可とする、いわゆるポジティブリスト(PL)制度が導入され、2025年5月31日に経過措置期間が終了しました（経過措置期間〈2025年5月31日まで〉に製造された製品は適応除外）。

本ページでは、弊社製品のPL制度への適合状況についてお知らせいたします。

ポジティブリスト制度とは？

食品用器具や容器包装に使用できる物質を、国が安全性を確認してリストに登録し、そのリスト（ポジティブリスト）に載っている物質以外は原則使用を禁止する制度です。

改正以前は、食品用途に用いてはいけない物質（ネガティブリスト物質）の許容量は決められていましたが、そこに定められていない物質の規制はありませんでした。

ポジティブリスト制度の対象

合成樹脂製管・継手（内面樹脂コーティング含む）は、食品用途に用いられる場合、PL制度の対象です。水道法が適用される配水・給水用途では、PL制度の対象外となります。

合成樹脂の配管が、水道法適用か食品衛生法適用かの判断は、使用されるお客様の判断に委ねられます。

改正食品衛生法によるポジティブリスト制度の位置づけ

旧食品衛生法の基準（厚生省告示第370号溶出試験）に加えて、PL制度への適合が必要になります。

ポジティブリスト制度に適合する専用パイプ

『PL-HIパイプ』は、PL制度に適合する専用パイプです。他の用途では、ご使用にならないようお願いいたします。

従来の水道用HI-VPパイプなどは、PL制度には適合していませんので、ご注意ください。