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水道配水用ポリエチレン管路の水圧試験の方法を教えてください。 |
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水道配水用ポリエチレン管路の水圧試験は以下の方法を推奨いたします。
本方法は、止水栓に水道用ソフトシール仕切弁(バルブ全閉時の最大差圧0.75MPa)を使用する場合を考慮した条件としております。
なお、確実な漏水検知には、試験時間24時間をお勧めいたします。
【水圧試験時の注意点】
①水圧試験は最後のEF接合が終了してから、以下の放置時間が経過してから行ってください。ただし水圧が0.75MPaを超える場合は、最低1時間以上の放置時間を確保してください。なお、メカニカル継手は接合完了後すぐに水圧試験が行えます。
②通水は、消火栓などを開いて管内の空気を除去しながら行います。満水になったら試験区間の弁を閉じ、消火栓などに取り付けた水圧計により圧力低下の有無を確認します。
③水圧試験では、漏水がない場合でも初期水圧値が低下しますので注意してください。またこれらの影響を最小限にとどめるため、水圧試験は最大500 mまでの区間で実施することを推奨します。