Q. |
DV継手、TS継手、及びHT継手にひびが入っているように見える箇所がありますが、性能上問題はないのですか? |
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継手の射出成形時は、金型の樹脂注入口(ゲート)から入った樹脂が金型内を流れて最後に合わさり、その融着部分が線状の溝となります。その線状の溝を「ウェルドライン」と呼んでおります(ウェルドラインの図、写真はこちら)。
基本的にウェルドラインはゲートの反対側に発生する傾向がありますが、継手の形状によって位置が異なり、濃い・薄い或いは溝が浅い・深い等は諸条件により変化します。また、ウェルドラインは製品継手の表面のみに発生するもので、継手は高速高圧で射出成形されるため、樹脂が金型内で合わさる部分は溶融し一体化されており、内部は完全に一体になっています。従いまして、ウェルドライン部分の強度は他の場所と同等の強度を有しております。
主要製品の詳細と新製品の特長等をまとめました。