Q. 配管中の塩ビ管・継手の熱変形による事故事例について教えてください。

caution-10
  • Q.

    配管中の塩ビ管・継手の熱変形による事故事例について教えてください。

    • 現象(事故事例1)

      • 塩ビは熱可塑性樹脂ですので、高温になると軟化します。
      • 40℃以上の温度で通水試験・エアー試験を実施すると、管・継手の膨張が起こり、接着接合部が剥離して漏洩事故が発生する可能性があります。
      • 下の写真は、HIパイプとTS継手の建築配管の事故事例です。屋外の直射日光下で配管をフィルムで覆っていたため、高温になって接着部から漏水事故が発生しました。

      cfc102.jpg

      防止策

      • 管・継手が高温にならないようにご配慮ください。(素手で触っても大丈夫な温度を目安にしてください)
      • 屋外で配管をフィルム等で覆うことは行わないでください。
      • 夏場において、場所によっては日よけ等を設けてください。

      現象(事故事例2)

      • 塩ビは熱可塑性樹脂ですので、高温になると軟化します。
      • 工事中に投光器などが配管の近くにある場合、その熱によって変形して想定外の事故が発生する場合があります。
      • 下の写真は、熱源によってDV継手に穴が開いてしまった再現実験例と、TS接着部が剥がれて漏水した再現試験例です。

      cfc102.jpg

      防止策

      • 管・継手が高温にならないようにご配慮ください。(素手で触っても大丈夫な温度を目安にしてください)
      • 建築現場などで投光器を使用する場合は配管の近くには設置しない。またはLED照明にするなどしてください。

製品・資料検索
  • キーワード検索
  • 品番検索
ピックアップ製品PICKUP PRODUCT

ピックアップ製品

主要製品の詳細と新製品の特長等をまとめました。

PAL
新製品をはじめ最新施工現場などの事例を紹介しています。
PAL
KCコミュニティの
ご案内KC Community
KCコミュニティにご登録いただくと、メルマガにて最新の技術情報や事例の情報をすぐご確認いただけます。
ページの先頭へ