Q. 一般戸建住宅でもポリブテン管が使用できるようになったのですか?

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  • Q.

    給水・給湯用配管材料として、一般戸建住宅でもポリブテン管が使用できるようになったのですか?詳細を教えてください。

    • 今まで、主にマンションの給水・給湯配管材として二次側に使用されてきたポリブテン管が、一般戸建住宅でより使いやすくなりました。その理由は、水道用 JIS規格品・JISマーク表示対象品目になったポリブテン管が、水道法の改正にともない、これまで個別物件ごとに必要であった日本水道協会への特別申請の必要がなくなったためです。

       

      【水道法改正について】

      厚生省(現 厚生労働省)は、給水装置に係わる規制緩和推進計画を受けて、給水装置の構造および材質の基準を明確にし、性能基準化するために水道法施行例を改正しました。そして、厚生省(現 厚生労働省)令を新規に制定して、平成9年10月1日付けで施行しました。

      給水装置に関する基準に適合性を示すための対象となる基準または規格は、この厚生省令として定めた基準、またはこれに対応して制定されたJIS規格「水道用器具、耐圧性能試験方法~浸出性能試験方法」(JIS S 3200-1~7)に対して行うことが最低限、要求されます。

      JIS K 6792/6793「水道用ポリブテン管/管継手」規格の場合、JIS S 3200の水道用器具の性能試験方法と整合させた内容になっております。

      従来、JIS K 6778「ポリブテン管」規格品は日本水道協会の水道用品検査施行要領に掲載されていなかったため、一般戸建住戸で使用する場合、特別申請品として、個別物件ごとの特別申請と、その仕様に基づく使用数量の検査(仕様書品検査)が必要でした。

      現在、クボタケミックスポリブテン管・継手(呼び径10~50)は、JIS K 6792/6793「水道用ポリブテン管/管継手」規格品およびJISマーク表示対象品目ですので、特別申請や仕様書品検査なしでご使用いただけます。


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